まだきれいで使用できるにもかかわらず、捨てるのがもったいないとお考えの「おもちゃ」はありませんか?
そのようなものがあれば、捨ててごみにするのではなく、寄付を受け付けている団体へ寄付することが望ましいでしょう。
しかし、寄付を検討するものの、個人的や利益のためだけにおもちゃを集める「怪しい団体」へは送るべきではないでしょう。
今回は、寄付したおもちゃを適切に取り扱ってくれる、信頼できる団体の見分け方やおすすめの団体についてご紹介します。
【怪しい?】寄付されたおもちゃの主な用途は?
子どもが大きくなり使わなくなったおもちゃを寄付したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし寄付する際、送った先の団体がおもちゃをどのように活用しているか気になるのではないでしょうか?
寄付されたおもちゃの使用用途について、信頼できるうえに子ども達のために積極的に活動している団体の主な用途についてご紹介します。
国内・海外の子ども施設へ譲渡される
寄付されたおもちゃは、団体によって異なりますが、一般的には国内外の子ども施設に譲渡されることがほとんどです。
国内では、児童福祉施設や児童養護施設、病院の小児科など、子どもたちが利用する施設に寄付されたおもちゃが届けられます。
一方、海外では途上国の支援団体を通じて、貧困や紛争などの影響を受ける子どもたちに届けられることもあります。
寄付されたおもちゃは、子どもたちにとって新しい遊び道具や学習教材として活用されます。
特に途上国では、十分なおもちゃや教材が不足している地域も多く、寄付されたおもちゃは子どもたちの心を豊かにし、遊びを通じて成長する手助けとなります。
国内・海外の子ども施設へ販売される
団体へ寄付されたおもちゃは、国内外の子ども施設や福祉施設などに販売されることもあります。
この販売によって得られた収益は、施設の運営資金や支援活動やおもちゃの発送料に活用されることがほとんどです。
中には寄付されたおもちゃをそのまま子どもたちに直接配布する団体や施設もあり、特に災害や紛争などで被災した子どもたちに対しては、直接おもちゃを提供することで心のケアや遊びの場を提供することが重要とされています。
寄付されたおもちゃが販売されることに対して疑問を持つ方もいるかもしれませんが、その収益が子どもたちへの支援活動に活用されることを考えると、おもちゃの再利用や販売は一つの有効な方法であるといえるでしょう。
このような用途を公表している場合は、おもちゃを寄付する際に、その後の活用方法や販売先などを確認することも大切です。
フリーマーケットなどで販売して売上金が子ども施設へ寄付される
団体へ寄付されたおもちゃをフリーマーケットやリサイクルショップなどで販売して、売上金を子供の施設へ寄付または団体の運営継続費用に使われることがあります。
このような団体へおもちゃを寄付することで、団体への寄付が販売を通じて持続的な支援につながるでしょう。
またおもちゃを寄付するだけでなく、そのおもちゃを買ってくれた方々も子ども施設を支援することになるでしょう。
また、販売を通じて新たな支援者を獲得することも期待できます。
寄付されたおもちゃを販売する場合は、販売ルートや利益の使途についての透明性が求められるため、しっかりと情報開示を行っている団体を選びましょう。
怪しい団体と信頼ができる団体の見分け方
寄付するおもちゃは、直接的でも間接的でも、本当に必要としているところへ届けられて欲しいものです。
そのため、寄付する先の団体が怪しくないか?子供たちのためになる活動を行っているのか?を見極める必要があるでしょう。
信頼できる団体を見極める方法について解説します。
公式サイトを持っており実績や活動報告など情報発信を行っているか?
寄付を検討している団体が、情報発信を積極的に行っているかどうかをチェックすることが重要です。
本物の団体であれば、これまでの実績や自身の活動、寄付先の情報などを積極的に発信しているはずです。
公式サイトやSNSなどで情報を公開し、透明性を保っている団体は信頼性が高いといえるでしょう。
実際に過去に寄付されたおもちゃが子どもたちに届いているか、またその様子が写真や報告として公開されているかを確認することで、信頼性を見極めることができます。
送れる物品の条件が厳しすぎていない
不正を行っている怪しい団体は、寄付金や寄付品を不正に流用する可能性があります。
そのような団体の特徴のひとつに、送れる物品の条件が厳しすぎることなどが挙げられます。
例えば、おもちゃの寄付を受け付ける団体であっても、特定のブランドや特定の種類のおもちゃのみを受け付けるなど、条件が非常に厳格な場合は要注意です。
怪しい団体は、実際には寄付されたおもちゃを流通させず、個人利益のために悪用する可能性があるからです。
信頼できる団体であれば、おもちゃの種類やブランドに関係なく喜んで受け取ってくれるでしょう。
寄付されたおもちゃをきちんと子どもたちに届けるために、条件を設けている場合もありますが、その条件が過剰に厳しい場合は疑ってみることも大切です。
信頼できるかどうか、団体とよく相談して判断しましょう。
直接の持ち込みを歓迎している
怪しい団体や詐欺まがいの団体は、寄付する物品の直接の持ち込みを避けたり、具体的な寄付先の情報を提供しなかったりすることがあります。
そのため、寄付をする際には、寄付先の団体が直接の持ち込みを歓迎しているかどうかを確認することが重要です。
直接の持ち込みを歓迎している団体は、寄付物を実際に受け取る様子を見ることができるため、安心できるといえるでしょう。
このように安心できる寄付先は、団体の信頼性や透明性を確認することが大切です。
団体の代表名や事務所の詳細が公表されている
団体の代表名や事務所の詳細が公表されているかを確認しましょう。
信頼できる団体であれば、代表者の名前や連絡先、事務所の所在地などが必ず公表されています。
逆に怪しい団体では、これらの情報が不明瞭であったり非公開であったりすることがあります。
そのため、寄付をする前に団体の公式ウェブサイトや書類などでしっかりと確認することが大切です。
おもちゃを寄付する際の注意点
不要になったおもちゃは、捨ててごみにするのではなく、本当に必要としている団体へ寄付することで役立てたいものです。
そのためには、自分自身がしっかり情報を確認して、寄付をするための条件や送り方について理解することが大切です。
信頼できる団体かどうか見極める
おもちゃを寄付する際には、信頼できる団体かどうかを見極めましょう。
子ども達のために積極的に活動をしている団体がある一方で、相手をだまして個人的な利益のためだけに動いている団体も、残念ながら少数います。
不適切な団体へおもちゃを寄付することは、そのような怪しい団体の活動を助長することにもつながるため、信頼できる団体かどうかを見極めることが大切です。
公式サイトなどの口コミや評価、過去の活動実績などを確認することで、信頼性を確認できるでしょう。
また、寄付されたおもちゃが本当に必要な子供たちに届くかどうかも重要なポイントです。団体がどのような仕組みでおもちゃを配布しているのか、寄付されたおもちゃが有効活用されているかどうかなども調査することが大切です。
さらに、団体が公益団体として正式に認定されているかどうかも確認することが重要です。公益団体であれば、その活動や財務状況などが公開されており、信頼性が高いと言えます。
おもちゃを寄付する際には、信頼できる団体を選ぶことが大切です。子供たちにとって有意義な寄付となるよう、慎重に団体を選定しましょう。
汚れたり壊れたりしていないか確認する
寄付する際には、おもちゃが壊れたり汚れたりしていないかを確認することが重要です。
受け取る側の気持ちを考え、すぐにでも遊べるおもちゃが寄付されたほうが、お互いに良い気持ちになります。
まず、おもちゃが壊れていないかを確認しましょう。
おもちゃが壊れていると、子どもたちが安全に遊べませんし、団体の職員さんや贈り先のスタッフさんに対して処分する手間を押し付けることになります。
次に、おもちゃが汚れていないかを確認しましょう。
汚れたおもちゃは衛生面からも問題がありますし、受け取る子どもたちの健康を害する可能性もあります。
きれいな状態で寄付することで、子どもたちに安心して楽しんでもらえるでしょう。
またおもちゃを寄付する際には、寄付先のルールや要件にも注意しましょう。一部の寄付先では特定の種類のおもちゃや特定の状態のおもちゃしか受け取らない場合もあります。
事前に確認しておくことで、寄付先の負担を減らすことができます。
寄付の仕方や発送の仕方を詳細まできちんと確認する
おもちゃを寄付する際には、寄付の仕方や発送の仕方をしっかりと確認することが大切です。
昨今では、善意をもってていねいにおもちゃを送る方がいる一方で、ルールを守らず着払いで送ったり贈り先を誤って送ったりする方もいらっしゃいます。
特に事務所本部とおもちゃの寄付先が異なる場合もあるため注意が必要です。
またおもちゃは壊れやすいものなので、ていねいな梱包が必要です。
発送方法や送料についても事前に確認しておくことで、スムーズな寄付手続きが行えます。
送ることのできる物品のみを送る
おもちゃを寄付する際には、団体ごとに定められている、送ることのできる物品のみを送りましょう。
寄付先の施設や団体によっては、受け入れることができないおもちゃや使用済みのおもちゃを受け取ることができない場合もあります。
受付ができない種類のおもちゃや物品を送った場合、最終的には処分する手間が受け取った側に発生してしまい、善意ある行動が無駄になってしまうこともあります。
特に大きいものほど処分に手間がかかるうえ、費用も団体が負担する場合がほとんどのため、決して送らないように注意しましょう。
さらに、おもちゃを寄付する際には、寄付先のニーズに合った品物を選ぶことも大切です。
例えば、特定の年齢層や性別を対象としたおもちゃや教育的なおもちゃなど、寄付先のニーズに合った品物を選ぶことで、子どもたちがより喜んで受け取ることができるでしょう。
おもちゃを寄付する際には、送ることのできる物品のみを送ることを心掛けることで、お互いがスムーズなやり取りが可能になり、本当の寄付になります。
送り元の住所や連絡先を詳細に記載する
おもちゃを寄付する際には、必ずご自身や送り元の住所や連絡先を詳細に記載しましょう。
宅配業者を利用して送る場合には、正確な住所や連絡先が必要となりますので、十分な注意が必要です。
また、送り元の情報が詳細に記載されていることで、万が一配達に問題が生じた際にも迅速な対応が可能となります。
おもちゃを寄付する際は、送り元の氏名、住所、電話番号などを明記し、可能であればメールアドレスやSNSアカウントなどの連絡先も記載しておくと良いでしょう。
さらに、送り元の情報が詳細に記載されていることで、受け取る側からの感謝の気持ちや報告などもスムーズに行えるでしょう。
寄付はお互いにとって良い経験となるべきですので、送り元と受け取る側とのコミュニケーションが円滑に行えるようにすることは大切なことです。
おもちゃを寄付するなら「いいことシップ ECO to SHIP」がおすすめ
おもちゃの寄付先に迷われているならば、過去の実績や企業からの信頼も厚い「いいことシップ ECO to SHIP」がおすすめです。
当団体の概要についてご紹介します。
「いいことシップ ECO to SHIP」とは?
「いいことシップ ECO to SHIP」は、一般社団法人いいことファームが運営している団体です。
「不用品の寄付で子どもたちを支援」をモットーに、神奈川県相模原市を中心に活動を行っています。
「いいことシップ ECO to SHIP」は
上場企業を含む多くの企業からも物品の寄付を受けており、おもちゃを寄付するにあたって信頼できる団体です。
寄付ができるもの
寄付ができる物品の種類は多岐にわたりますが、おもちゃの中では下記のようなものが寄付できます。
・フィギュア、人形
・ぬいぐるみ
・ベビー用品
・チャイルドシート、ベビーカー
・子ども用の衣類
・スポーツ用品
・子ども用の自転車
子ども向けの物品は、基本的に種類を問わず寄付いただけますので、まだ使用できるにもかかわらず捨てるのはもったいない!とお考えのものがありましたら、ぜひお送りください。
おもちゃを寄付するには?
おもちゃを寄付するならば下記の2つの方法があります。
・集荷センターへの持ち込む
・集荷センターへの発送する
持ち込む場合は、送料などの費用はかかりません。
ただし発送いただく際は、送料の負担をお願いします。 ※着払い不可です
またお持ち込みいただける場合は、事前にご予約・お問い合わせのほどよろしくお願いします。
まとめ
おもちゃの寄付を受け付けており、かつ怪しい団体と信頼できる団体の見分け方について解説しました。
大切なおもちゃを寄付するならば、きちんと信頼できる団体へ寄付すべきでしょう。
しっかり情報を見極めて、正しい団体へ寄付し、あるべき場所へおもちゃを送りましょう。
「いいことシップ ECO to SHIP」では、「不用品の寄付で子どもたちを支援」をモットーに子ども達へ送るためのおもちゃの寄付を受け付けています。
下記より、お気軽にお問い合わせください。
【公式サイト】「いいことシップ ECO to SHIP」はこちら
いいことシップについて
不用品を段ボールに入れてお近くの集荷センターに送るだけ。
届いたお品物を販売して現金を捻出し、子ども達を支援する各種団体へ寄付いたします。
不用品の寄付で、寄付の実績を公表している唯一の団体です。
サービスについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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