自宅にねむっている、使わなくなった子ども用品やおもちゃなどはありませんか?
乳児院へ寄付することで、施設内で働くスタッフや暮らしている子どもたちを助けることができます。
寄付する方法としては、まずはその乳児院の公式ウェブサイトやSNSなどで寄付の受け付け方法の確認が重要です。
また現金の寄付だけでなく、使わなくなったおもちゃや衣類、おむつやミルクなどの生活必需品も大変喜ばれるでしょう。
ただし、寄付する際には事前に乳児院側に連絡をとり、どのような物品が必要かを確認しておきます。
また新品でなくてもよい場合もあるので、使わなくなった品物を有効活用することも考えてみましょう。
今回は、乳児院へ寄付できる物や寄付する方法、寄付先に迷った際のおすすめの団体についてご紹介します。
乳児院へ寄付できる物とは?
乳児院は小さな子どもが暮らす施設ですので、どのような物が寄付できるのか迷う方もいらっしゃるでしょう。
乳児院では、一般的には下記のように、赤ちゃんや幼い子どもたちが健やかに成長するための環境整備や必要な物資の提供が求められています。
◆おむつ
赤ちゃんや幼い子どもたちが必要とするおむつは、消耗品のため乳児院で常に必要とされています。特に新生児から幼児期までのサイズのおむつが重宝されます。おむつは毎日使用する物なので、積極的に寄付することが望ましいもののひとつです。
◆ベビー用品
ベビーカーやベビーベッド、ベビーウェアなどのベビー用品も乳児院で利用されることがあります。特に新生児や幼い子どもたちを収容するための設備や用具が必要とされています。寄付する際には、汚損が少ない状態の物を選ぶようにしましょう。
◆衣類
赤ちゃんや幼い子どもたちの衣類も乳児院で必要とされる物の一つです。季節に関わらずどのような衣類でも喜ばれるでしょう。子どもたちの成長に合わせたサイズの衣類を寄付することで、彼らの健やかな成長をサポートすることができます。
◆知育玩具
乳児院では子どもたちの教育や遊びを通じた成長を支援するための知育玩具も重宝されます。積み木や絵本、ぬいぐるみなど、子どもたちが楽しんで遊べるような玩具を寄付することで、彼らの心身の健やかな成長を促進することができます。
◆給食・食料品
乳児院では子どもたちに健康的な食事を提供するための給食や食料品も求められています。特に長期保存が可能で栄養価の高い離乳食やおやつ、飲料水などが重要です。食料品を寄付することで、子どもたちの健康状態や栄養摂取量を支援することができます。
現在乳児院で特に必要とされている物
現在、多くの乳児院では「特に寄付していただけるとありがたい物」として、公式サイトで公開しているところがあります。
おむつや粉ミルクなどの消耗品から、子どもが毎日身に受ける衣類などを必要としているところが多いようです。
下記に当てはまるもので、寄付が可能な物があれば、ぜひ積極的に寄付をすると喜ばれるでしょう。
・紙おむつ
・缶入り粉ミルク
・子ども服
・絵本
※紙おむつ、肌着など、子どもの肌に直接触れるものについては、必ず新品の物を寄付していただくようご注意ください。
乳児院へ寄付する方法
乳児院へ寄付することは、社会貢献の一環として非常にやりがいがあり、自他ともに大きな満足感が得られます。
寄付をする方法はいくつかあり、自身が最も寄付をしやすい方法や興味のあるやり方を実践することが望ましいでしょう。
乳児院へ直接寄付をする
施設によっては、お住まいの地域で運営されている乳児院や、知っている乳児院へ直接寄付することができます。
また自治体を通してのみ寄付を受け付けている場合もありますので、施設へ直接確認するか公式サイトを確認しましょう。
一般的には下記の方法があります。
◆現金振り込みによる寄付
現金を直接乳児院に寄付する方法です。乳児院が運営資金や必要な物資を購入するために使うことができます。また、定期的な支援をする場合は、口座振替などの方法も検討できます。
◆物資の送付や持ち込みによる寄付
乳児院が必要としている物資を直接寄付する方法です。例えば、おむつやミルク、衣類、おもちゃなどが挙げられます。乳児院に直接問い合わせて、どのような物資が必要かを確認し、寄付することができます。
乳児院を支援している団体へ寄付をする
施設によっては乳児院へ直接寄付できますが、複数の乳児院を支援している団体へ寄付することで、間接的に乳児院を助けられます。
ぜひ寄付をしたいと思った団体を見つけたら、下記のうちのどれかの方法で寄付をしましょう。
ー 団体の事務所へ直接持ち込む
ー 団体の事務所へ発送する ※着払いはできないため注意
乳児院を支援している団体は複数の施設とコネクションを持っているため、物品を必要としている施設へ、本当に必要としている物品が効率よく行き渡ります。
また信頼できる多くの団体では、事務所への直接の持ち込みを歓迎しているため、近所にあるならば直接持ち込むことで寄付をする際にかかる費用を削減できます。
また持ち込む際は、多くの団体では事前予約が必要な場合があるため、公式サイトなどで必ず確認またはお問い合わせをしましょう。
品物を寄付する際は、一定金額の寄付金や費用がかかる場合もあるため、団体ごとのルールに則って寄付を行います。
イベントやボランティア活動に参加する
乳児院へ寄付をする方法は、お金や物品の寄付だけではありません。
活動やイベントに参加することで自身の労働力を寄付できます。
◆ボランティア活動
乳児院でのボランティア活動に参加することも一つの方法です。たとえば、お仕事が休みの週末のみ子どもたちと遊んだり、施設の清掃や整備を手伝ったりできます。自分の時間や能力を提供することで、直接的に支援できます。
◆イベント参加
乳児院が主催するイベントに参加して支援する方法もあります。日程が合えばチャリティイベントや募金活動などに参加し、乳児院への支援に貢献できます。
寄付をする乳児院の選び方
乳児院は日本全国に数多く存在しており、寄付をする施設選びは慎重に行う必要があるでしょう。
寄付先の乳児院を選ぶ際のポイントについて解説します。
◆地元や近所で運営されているか
最もおすすめの方法は地元で運営されている乳児院を選ぶことです。寄付できる物品があれば直接届けることができますし、自治体を通して運営情報や寄付に関する情報が入手できます。また、乳児院が主催しているイベントや活動にも参加しやすいでしょう。
◆信頼できる施設か
寄付をする側としては、自分の寄付金や物品が適切に使われることが望ましいでしょう。そのため、公式サイトなどで運営団体や施設の歴史、運営方針、財務状況などを調査し、信頼できる施設かどうかを確認することが大切です。また信頼できる団体は、寄付に関する情報や寄付されたものの使い道について、細かく情報開示を行っています。
◆自分が支援したいと思えるサービスを提供しているか
乳児院によって行っている支援活動やプログラムは異なります。たとえば、特定の疾患に対する治療支援を行っている施設や、教育プログラムを提供している施設などがあります。自分が支援したい分野や活動内容に合った施設を選びましょう。
以上のポイントを踏まえて、乳児院を選ぶ際には自分自身の価値観や関心事、そして信頼性や透明性などの観点から検討するとよいでしょう。
寄付先に迷ったらこちらへ!おすすめの団体3選
地元や近所で、どうしても寄付を受け付けている乳児院がない、または寄付先に迷う場合は、乳児院を支援している団体へ寄付されることをおすすめします。
なかでも特に信頼性が高く、積極的に寄付したい団体を3つご紹介します。
一般社団法人「いいことファーム」が運営している「いいことシップ ーECO to SHIPー」では、「不用品の寄付で子どもたちを支援」をモットーに、乳児院を含めた関連施設への支援活動を行っています。
皆さんにお送りいただいた不用品を国内外で再販したり一部寄付したりして、お送り頂いたお品物1箱につき100円を捻出し、お選び頂いた寄付先に寄付しています。
特に子どもの支援を積極的に行っており、公式サイトで唯一実績を公開しています。
寄付を受け付けている主な物品は下記のとおりです。
・おもちゃ
・ぬいぐるみ
・ベビー用品
・ファッション雑貨
・キッチン用品
・食器
・衣類
・楽器や音響機器
・アウトドア用品
・スポーツ用品
・自転車
・置物
・小型家電
・家具
・工具や農機具
・雑貨、その他
特に、昨今では「子ども用品」が大幅に不足しております。
ご自身のお子さんが大きくなったため使わなくなった、などの衣類がありましたら、ぜひお送りいただけますと幸いです。
さらに当団体へ寄付をしていただく際には、下記2通りの方法がございます。
◆日本全国各地の集荷センターへご発送いただく
横浜・大阪・神戸・札幌にあります4ヶ所の集荷センターへご発送いただくことで寄付ができます。事前の申し込みは不要ですので、最寄りの集荷センターへご発送ください。
※着払い不可となっております。お手数ではございますが、送料の負担は皆様ご自身によるご負担をお願いしております。
◆事務所へ直接お持ち込みいただく
事前にお申し込みをいただければ、各集荷センターへ直接お持ち込みいただけます。その際にかかる費用はございません。お持ち込みいただける際は、お電話・メール・LINEのどれかをお選びいただき、ご予約ください。
さらに当団体では寄付をしていただく際に寄付先を選ぶこともでき、おもな寄付先として下記などがございます。
※下記は選べる寄付先の一部です。
・世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)
・公益財団法人 日本ユニセフ協会
・仙台ふるさと応援寄附 子育て支援
・SOS子どもの村JAPAN
・埼玉県こども食堂ネットワーク
当団体の詳細やいただいた寄付の使い道について、下記に詳しく記載しておりますので、ぜひあわせてご覧ください。
【公式サイト】一般社団法人いいことファーム いいことシップ ーECO to SHIP-
認定NPO法人フローレンス
「こどもたちのために、日本を変える」を理念とし、下記の問題に取り組むために設立された団体です。
・病児保育問題
・待機児童問題
・障害児保育問題
・赤ちゃん虐待死問題
フローレンスの活動は、障がい児のための施設やプログラムの提供、家族への情報提供や支援、地域社会との連携など多岐にわたり、最大の特徴は、その継続的な支援体制にあります。
障がいを持つ子どもたちが成長するにつれて必要とされる支援やサービスが変化していく中で、フローレンスは個々のニーズに合わせた支援を提供し続けます。
そのため、多くの賞を受賞した実績があり、企業から信頼され支援を受けています。
認定NPO法人フローレンスは、障がいを持つ子どもたちやその家族に寄り添いながら、地域社会全体での理解と協力を促進する活動を行っています。その活動は、多くの人々に希望と勇気を与えており、今後もさらなる支援と発展が期待されています。
アマゾンジャパン合同会社「乳児院支援プログラム」
アマゾンジャパン合同会社の「乳児院支援プログラム」は、乳幼児院で暮らす子どもたちを支援する取り組みです。
乳児院にいる子どもたちのために必要な物資や支援を提供し、彼らが健やかに成長できるようにサポートしています。
具体的な取り組みとしては、乳児院に必要な日用品や教育資材などを提供することが挙げられ、下記のように、誰でも気軽に乳児院へ支援できます。
◆支援したい乳児院を選び「ほしい物リスト」をみる
◆寄付する商品を選んでカートへ入れる
◆乳児院の住所を選択して商品を購入する
◆寄付先の乳児院へ商品が届く
アマゾンのサイトを利用して手軽に新品の物品を乳児院へ寄付できるところが最大の特徴といえるでしょう。
また、アマゾンジャパン合同会社の従業員がボランティア活動を通じて乳児院を訪問し、子どもたちと交流する機会も設けられています。
地域と連携し、乳児院支援プログラムの一環として地域のイベントや活動に参加することも行っています。
まとめ
乳児院へ寄付をするには、物品やお金を送る方法があり、施設へ直接送ったり支援団体へ送ったりすることで間接的に寄付ができます。
またお金や物品だけでなく、ボランティア活動や募金活動に参加することも大変有効で、少しの手助けでも大きな意味を持ちます。
寄付先の乳児院が決まったら、必要としている物資や支援を事前に確認し、施設のルールに合わせて寄付を行うことが大切です。
公式ウェブサイトやSNSを通じて寄付の方法や手順を確認し、安全な方法で支援を行いましょう。
いいことシップについて
不用品を段ボールに入れてお近くの集荷センターに送るだけ。
届いたお品物を販売して現金を捻出し、子ども達を支援する各種団体へ寄付いたします。
不用品の寄付で、寄付の実績を公表している唯一の団体です。
サービスについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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