DIYや日曜大工で使用した工具が、自宅にねむっていませんか?
工具は丈夫にできているため、長く使うことができ、状態がよい場合がほとんどです。
不要な工具はゴミとして処分してもよいですが、まだ使用できる状態であれば、売却したり寄付したりして、他の人に使ってもらう方がおすすめです。
当記事では、不要な工具を処分する方法について解説します。
自宅に多くの工具が眠っており、処分の方法にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
工具を処分するには?
これまで使用していた工具をゴミとして処分する場合は、工具の種類別に捨て方や分別方法が異なります。
下記のパターン別に、工具の捨て方を解説します。
・壊れた工具の捨て方
・電動工具の捨て方
・古い大工道具の捨て方
壊れた工具の捨て方
壊れた工具をゴミに出す方法は、工具の種類や状態、自治体のルールによって異なります。
普通ごみとして処分する場合は、指定されたゴミ袋に入るサイズの工具(例:ドライバーなど)は、普通ごみとして捨てられます。
自治体の指示に従い、袋の外側に「危険」や「工具」と明記し、刃物など危険な部分は新聞紙などで包んでから出しましょう。
粗大ごみとして処分する場合は、大きな工具(例:電動ノコギリなど)は粗大ごみとして扱われます。
自治体によって異なるため、事前に収集日や料金を確認し、有料ゴミ処理券を購入して指定された場所に出す必要があるでしょう。
粗大ごみの処理手数料は地域によって異なり、300円から1,000円程度が一般的です。
金属部分が多い場合は、資源ごみとして出す方法もあります。
金属製の工具や小型家電などは資源ごみとして回収できますが、自治体によって異なるため、事前に確認が必要です。
電動工具の捨て方
電動工具は、一般的に不燃ごみまたは粗大ごみに分類されます。
まず、電動工具を処分する場合は、自治体へ確認しましょう。
お住まいの自治体のホームページで、電動工具がどのゴミに分類されるかを確認します。
小型の電動工具は不燃ごみとして処分可能な場合が多いですが、大型のものは粗大ごみとして扱われることが多いです。
◆粗大ごみとして出す場合
自治体に収集を依頼し、処分費用分の有料ゴミ処理券を購入して電動工具に貼り付け、指定された収集日に所定の場所に出します。
◆不燃ごみとして出す場合
30cm角または50cm角以内の小型電動工具は、不燃ごみとして指定のゴミ袋に入れて出せるでしょう。大きさは、自治体のルールにより異なります。
◆バッテリーや充電器の処分
バッテリーは危険物と見なされるため、新しいバッテリーを購入する際に販売店で引き取ってもらうか、家電量販店やスーパーマーケットに設置されているリサイクルボックスに入れましょう。自治体によっては、小型家電のリサイクルボックスを設置している場合もあるため、バッテリーをなかへ入れて無料で回収してもらえます。
古い大工道具の捨て方
古い大工道具をゴミに出す方法は、道具の種類やサイズによって異なります。
まず、処分する道具が大型か小型か、どちらの分類に該当するかを確認し、それぞれへ応じた処分方法を選びましょう。
大型の大工道具は、一般的に粗大ごみとして処分します。
自治体によって粗大ごみの基準は異なりますが、通常は1辺が30cm以上のものが対象とされています。
粗大ごみとして出す場合は、事前に自治体に連絡し、収集日や手数料を確認しましょう。
小型の工具については、燃えないごみとして処分できます。
ただし、刃物や危険物の場合は、「危険」や「工具」といった注意書きを付けて、他のごみと区別しましょう。
また、刃物類は新聞紙などで包んでから捨てると安全です。
まだ使える工具の処分方法
工具がまだ使用できる状態であれば、ゴミとして処分するのもいいですが、必要としている他の誰かに使ってもらったほうがよいでしょう。
下記5つの方法について、解説します。
・リサイクルショップで売る
・フリマショップで売る
・工具の買い取り専門店で売る
・知人・友人へゆずる
・寄付する
リサイクルショップで売る
工具がまだ使用できる状態であれば、リサイクルショップで売却できます。
多くのリサイクルショップでは、お店へ工具を持ち込むだけで、その場で査定して買い取ってくれます。
短時間で現金化できるため、急な出費が必要な際にも便利です。
さらにリサイクルショップでは、工具以外の物も受け付けているため、ほかにも処分したいものがあれば同時に出せます。
有名メーカーの電動工具や一般的な工具だけでなく、家具や家電なども同時に買取してもらえるため、一度に多くの物を処分してスッキリできるでしょう。
工具をリサイクルショップで売るには、工具の状態を確認し、動作不良や破損がある場合は修理を検討するか、破損状態を正直に伝える必要があります。
特に、電動工具の場合はバッテリーの状態も重要です。
清掃して外観を整えることで、査定額が上がる可能性があります。
また、付属品はできるだけそろえましょう。
説明書や元の箱、バッテリー、充電器などの付属品がそろっていると、買取価格が高くなる傾向があります。
売却方法としては、店舗買取、宅配買取、出張買取の3つがあります。
店舗買取はその場で現金化でき、宅配買取は自宅から簡単に手続きでき、出張買取は自宅で査定を受けられるため、大型の工具や大量の工具を持っている場合に便利です。
不要になった工具を廃棄するのではなく、リサイクルショップで再利用してもらうことで、廃棄物を減らして資源の有効活用につながるでしょう。
フリマサイトで売る
フリマサイトで工具を売る方法も有効です。
昨今ではメルカリやラクマなどのフリマサイトが人気なため、出品することで多くの人の目に留まりやすいでしょう。
特に電動工具やDIY用品は需要が高く、ある程度、理想的な価格で売れることがあります。
また、フリマサイトでは出品手数料がかかります。
およそ売上金から10%の手数料が引かれることが多く、送料もかかります。
ただし、フリマサイトは使い勝手がよく、スマートフォンから簡単に出品でき、商品の写真を撮影し、簡単な説明文を入力するだけで出品が完了します。
取引後の手続きも全てアプリ内で完結するため、時間と労力を大幅に削減できるでしょう。
フリマサイトを初めて利用する場合は、アカウントを作成し、売りたい工具を選んで状態を確認します。
動作確認や清掃を行い、良い状態で出品することが、できるだけ早く高く買い取ってもらえるコツです。
写真は商品の印象を大きく左右するため、明るい場所で清潔感のある背景で撮影しましょう。
商品名、説明文、価格、送料負担の有無などを入力し、詳細かつ正確に書くことで、購入者の信頼を得やすくなります。
工具は重量があるため、できるだけ安く遅れる方法を検討し、送料込みのセダンを設定しましょう。
特に写真や説明文の工夫は購入者へのアピールにつながるため、手間を惜しまないよう心掛けましょう。
工具の買い取り専門店で売る
工具の買い取り専門店へ、売却する方法があります。
工具に関する豊富な知識を持ったスタッフが査定を行うため、適正価格での買取が期待できます。
一般的なリサイクルショップやフリマアプリよりも高い価格で売却できる可能性があります。
専門店では、持ち込んだ工具をその場で査定し、即座に現金化できます。
売却までが非常にスムーズなので、時間を節約できるでしょう。
また、出張買取や宅配買取サービスを利用すれば、自宅から出ることなく手軽に売却できるため、忙しい方には便利です。
工具の状態や付属品の有無によって査定額が変わるため、状態の良い工具や人気メーカーの製品は高価買取されやすいです。
さらに、専門店ではジャンク品や古い工具でも買取してもらえる場合があります。
自宅に眠っている不要な工具を処分しつつ、お金に換えられるでしょう。
工具を売る方法としては、まず工具の状態を確認し、動作確認や清掃を行い、できるだけ良好な状態に保ちましょう。
できるだけ複数の買取業者から査定を受け、最も高い価格を提示してくれる業者を選びます。
査定方法には、店頭での対面査定・出張査定・宅配査定があり、査定結果を確認して納得できる価格であれば売却手続きをしましょう。
工具専門の買取店なら、特に古い工具や状態が良くないものでも買取可能な場合があるため、おすすめです。
寄付する
不要な工具を処分したり売却したりするのもよいですが、できれば寄付することで、必要としている人のもとへ、スムーズに届けられます。
さらに、捨てる代わりに寄付することで、廃棄物を減らして資源の再利用を促進できるでしょう。
また、寄付された工具は発展途上国での職業訓練や地域のDIY教室で活用され、社会貢献にもつながります。
寄付する方法は簡単で、多くの場合は工具を段ボールに詰めて宅配業者から送るだけです。
送料は自己負担ですが、事前連絡は不要で、壊れていても受け入れられる場合が多いです。
売却したほうがお金にはなりますが、もしそれほど多くはない金額であれば、寄付をして使ってもらったほうがよいでしょう。
工具を寄付するには?
まだ使用できる工具であれば、ゴミとして処分してしまうより、必要としているところへ寄付して役立ててもらいませんか?
日用品の寄付を受け付けている多くの団体では、工具も受け付けている場合がほとんどです。
工具を非営利団体へ寄付する方法には、団体へ送る方法と直接持ち込む方法があります。
受け付けている団体へ送る
工具を非営利団体へ寄付するには、宅配便などで、非営利団体へ直接発送する方法があります。
信頼できる寄付先を選び、寄付の申請書を提出します。
信頼できる団体は、必ず公式WEBサイトがあるはずですので、内容を確認してから送ります。
ほとんどの場合は、公式サイトから寄付の申込みができるため、必要事項を記載して申し込みましょう。
団体によっては、送料のほか、運営資金の寄付をお願いしていることもあるため、その場合は快くお支払いしましょう。
工具を段ボールに入れて発送します。
工具が重みで段ボールから破れ出てしまわないよう、丈夫な段ボールを使います。
基本的に送料は寄付者が負担し、元払いで発送します。
工具がたくさんあり重い場合は、集荷サービスで自宅まで取りに来てもらいましょう。
受け付けている団体へ持ち込む
工具を非営利団体へ寄付するとき、団体によっては直接の持ち込みを受け付けている場合もあります。
たとえば、「いいことシップ ― ECO to SHIP―」では、日本全国に5ヶ所の集荷センターがあり、それぞれの事務所へお持ち込みいただけます。
・いいことシップ 相模原集荷センター
・いいことシップ 八王子集荷センター
・いいことシップ 札幌集荷センター
・いいことシップ 関西総合集荷センター
・いいことシップ 大阪集荷センター
お持ち込みいただく際は、事前にご予約をいただいております。
公式サイトよりお申込みいただき、ご自宅から最寄りの事務所までお持ち込みください。
お持ち込みの場合は、送料などの手数料は一切かかりません。
工具は重いため送料が多くかかりがちです。
負担を軽減させたいと思ったら、直接の持ち込みがおすすめです。
工具を寄付するなら「いいことシップ ― ECO to SHIP―」へ
「いいことシップ ― ECO to SHIP―」は、一般社団法人いいことファームが運営しており、「不用品の寄付で子ども達を支援」をモットーに活動しております。
ご自宅に、まだ使用できるにもかかわらず使わないまま眠っているものはないでしょうか?
いいことシップでは、工具をはじめとした日用品や家電製品、子ども用品まで幅広く受け付けております。
そして、いいことシップは不用品の寄付で活動している団体の中でも、寄付の実績や明細を詳細に公表している唯一の団体でもあります。
ご寄付いただいた品物にて、段ボール1箱分につき100円を、子どもの教育や支援に注力している団体へ寄付させていただいております。
下記よりぜひお申し込みください。
「いいことシップ ― ECO to SHIP―」
まとめ
自宅にある不要な工具は、ゴミとして処分するほか、売却したり寄付したりする方法がおすすめです。
不要な物を必要としている人に使ってもらうことで、資源の再利用になるだけでなく、社会全体の役に立つことにもつながります。
「いいことシップ ― ECO to SHIP―」では、工具をはじめとした多くの種類の日用品や子ども用品の寄付を受け付けています。
公式サイトからお申込みいただき、必要としている人に、工具を使ってもらいましょう。
いいことシップについて
不用品を段ボールに入れてお近くの集荷センターに送るだけ。
届いたお品物を販売して現金を捻出し、子ども達を支援する各種団体へ寄付いたします。
不用品の寄付で、寄付の実績を公表している唯一の団体です。
サービスについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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