
カトラリーは、飲食店やイベントなどで大量に使用される道具のひとつです。
また家族の人数が多かったり、施設で大量に必要だったりする場合も、カトラリーが多く購入されます。
しかし購入したカトラリーの中には、一定期間を過ぎたら使用しなくなったり不要になったりすることもあるでしょう。
使わないカトラリーの処分方法について考えることは、環境保護や資源の有効活用において非常に重要です。
家庭や飲食店で使われるカトラリーは、プラスチック製や金属製、木製などさまざまな素材で作られていますが、使わなくなったカトラリーをどのように処分するかは、素材によって異なります。
とくにプラスチック製のカトラリーは、適切に処分しないと環境に悪影響をおよぼす可能性もあるでしょう。
この記事では、カトラリーの素材別に適切な処分方法を詳しく解説し、処分する以外に役立たせる方法についても紹介します。
いらないカトラリーの処分の仕方

大量に購入したにもかかわらず、いらなくなってしまったカトラリーをゴミとして処分する方法を解説します。
カトラリーは木・プラスチック・金属などさまざまな素材で作られており、素材別に捨て方が異なります。
また、捨て方は各自治体によっても異なる場合があるため、詳細はお住まいの自治体で確認されることをおすすめします。
金属スプーンやカトラリーの捨て方
金属製のカトラリーは、一般的に「金属ゴミ」として処分します。
自治体によっては、金属製品を回収する専用のゴミの日が設けられている場合がありますので、事前に確認することが重要です。
金属製のカトラリーは、他のゴミと混ざるとリサイクルが難しくなるため、分別して出す必要があるでしょう。
とくに、ステンレス製のスプーンやフォーク、ナイフなどは、リサイクル可能な資源として扱われることが多いです。
処分する際は、カトラリーを洗浄し、汚れを落としてから出しましょう。
また尖った部分がある場合は、新聞紙や厚紙で包んで「危険物」として表示することをおすすめします。
ていねいに包むことで、収集作業員が怪我をするリスクを減らすことができます。
金属製のカトラリーは、リサイクルされることで新たな製品に生まれ変わるため、適切な処分が重要です。
陶磁器やガラスなど割れていないカトラリーの捨て方
陶磁器やガラス製のカトラリーは、一般的に「燃えないゴミ」として処分します。
陶磁器やガラスは割れやすいため、自治体の指示に従い、新聞紙や厚紙で包んでから出すことが推奨されます。
特に、割れた状態のものは、清掃作業員が怪我をする可能性があるため注意が必要です。
自治体によっては、陶器やガラス製品をさらに分別する場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
処分する際はカトラリーを洗浄し、汚れを落としてから出しましょう。
また割れた陶磁器やガラス製品は、必ず「ワレモノ」と表示して出す場合がほとんどです。
収集作業員へ配慮しつつ、自治体のルールを守って出しましょう。
プラスチックや使い捨てカトラリーの捨て方
プラスチック製のカトラリーは、一般的に「燃えるゴミ」として処分されます。
プラスチックはリサイクル可能な素材ですが、カトラリーのような小さなアイテムはリサイクル施設での処理が難しいため、燃えるゴミとして扱われることが多いです。
処分する際は、カトラリーを洗浄し、汚れを落としてから出すことが推奨されます。
またプラスチック製のカトラリーは、他のプラスチック製品と同様に、分別して出す必要があるでしょう。
自治体によっては、プラスチック製品の回収日が設けられている場合もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
プラスチック製のカトラリーは、適切に処分することで環境への負荷を軽減することにつながります。
大量のカトラリーを一度に処分する方法
持ち運べないくらいの大量のカトラリーを処分する場合、自治体の粗大ゴミとして扱われることが一般的です。
粗大ゴミは、通常のゴミ収集とは別に特定の日に回収されるため、事前に自治体のルールを確認することが重要です。
大量のカトラリーを処分する際は、自治体に連絡して回収方法や手数料について確認することをおすすめします。
また、カトラリーが金属・陶磁器・プラスチックなど異なる素材で構成されている場合、それぞれの素材に応じた処分方法を考慮する必要があります。
たとえば、金属製のカトラリーは金属ゴミとして、陶磁器やガラス製のものは燃えないゴミとして、プラスチック製のものは燃えるゴミとして分かりやすいようまとめてから出す必要があるでしょう。
大量のカトラリーを処分する際は、リサイクルショップや寄付を検討することも一つの方法です。
まだ使用可能なカトラリーであれば、他の人に利用してもらうことで無駄な資源削減を防げるでしょう。
いらないカトラリーを処分する以外で役立たせる方法

不要となったカトラリーはゴミとして処分してもいいですが、割れておらず破損していない物ならば、寄付したり売却したりすることで、必要としている人に使ってもらえるでしょう。
使ってもらうことでゴミの量が減らせるうえ、新しい資源が使われることを防ぎます。
ゴミとして処分する以外の方法で、使わなくなったカトラリーの使い道について解説します。
団体や施設へ寄付する
まだ利用できるにもかかわらず不要なカトラリーがあれば、受け付けている非営利団体へ寄付しましょう。
不要なカトラリーを寄付することは、環境保護や社会貢献の観点から非常に有意義な方法です。
多くの団体や施設が、使用可能なカトラリーを受け入れており、特に児童養護施設や福祉施設、地域のボランティア団体などがあります。
これらの施設では、寄付されたカトラリーを利用して食事を提供したり、イベントを開催したりしています。
寄付を行う際は、事前に受け入れ可能なアイテムや状態を確認することが重要です。
多くの団体では、破損がひどくない清潔で使用可能な状態のカトラリーを求めています。
また寄付の際には、寄付先の団体に連絡を取り、寄付の方法や受け取りの日時を調整する必要があります。
寄付を通じて、不要なカトラリーが新たな価値を持たせ、他の人々の生活を助けましょう。
カトラリーを寄付することで役立てたいとお考えの方は、ぜひ下記をご覧ください。
【公式サイト】「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」は不要になったカトラリーを受け付けています。
リサイクルショップで買い取ってもらう
不要になったカトラリーは、リサイクルショップで買い取ってもらえます。
多くのリサイクルショップでは、使用可能なカトラリーを買い取っており、状態が良ければ現金に換えることができます。
リサイクルショップに持ち込む前に、カトラリーをきれいに洗浄して傷や汚れがないか確認しましょう。
リサイクルショップでは、カトラリーの種類やブランドによって買取価格が異なるため、複数の店舗を訪れて比較することもおすすめです。
またオンラインのリサイクルショップも増えており、写真を撮って送信することで、その場で査定が受けられるサービスもあります。
店舗へ向かわなくても発送して買い取ってもらうこともできるため、手間をかけずに不要なカトラリーを処分し、少しでもお金に換えることが可能です。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者を利用することも、不要なカトラリーを処分する一つの方法です。
とくに大量のカトラリーや破損している物など、処分に困るようなカトラリーがある場合は、専門の業者に依頼することで処分の手間が省けます。
予約しておけば、指定した日時に自宅まで来て不要なカトラリーを回収してくれます。
ただし、回収業者を選ぶ際は信頼性や料金体系を事前に確認することが重要です。
多くの業者は無料見積もりを提供しており、事前に費用を把握できます。
また環境に配慮したリサイクルを行っている業者を選ぶことで、処分したカトラリーが適切にリサイクルされます。
不要なカトラリーが廃棄物として処分されるのではなく、再利用される可能性が高まるでしょう。
無料で回収すると謳い、回収をお願いしたところ、理由を付けられて代金を請求される詐欺が横行しています。
回収してもらう際は、信頼できる業者にのみ依頼しましょう。
カトラリーの寄付なら「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」へ

自宅にねむった不要なカトラリーがあれば、一般社団法人いいことファームが運営する「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」へ寄付しましょう。
「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」では、カトラリーをはじめ食器や子ども用品、家電製品など不要になった物をご寄付いただくことで、子どもの成長や教育を手助けする活動を行っています。
一般社団法人いいことファーム「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」とは?
一般社団法人いいことファームが運営する「いいことシップ」は、不要品を寄付することで、経済的に困難な状況にある子どもたちを支援する活動を行っている非営利団体です。
「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」は、寄付された物品を販売してお金を捻出し、その収益を子どもたちを支援する団体に寄付する仕組みを持っています。
具体的には、おもちゃ・ぬいぐるみ・子供服・ベビー用品・キッチン用品・食器など、さまざまな不要品を全国から受け付けています。
また寄付者は、送付した品物がどのように活用されるかを寄付金額の明細まで具体的に知ることができ、透明性のある運営が特徴です。
寄付を通じて、環境保護やリサイクルの意識を高めることにもつながります。
寄付する方法は2種類から選べる
「いいことシップ」では、寄付の方法が2種類用意されています。
1つ目は、不要品を段ボールに詰めて下記のうち最寄りの集荷センターに送る方法です。
ー いいことシップ 相模原集荷センター 本部
ー いいことシップ 関西総合集荷センター
ー いいことシップ 八王子集荷センター
ー いいことシップ 横浜緑集荷センター
ー いいことシップ 大阪集荷センター
ー いいことシップ 札幌集荷センター(㈱クローバーズ)
この場合、寄付者は自分で送料を負担する必要がありますが、申し込み不要で手軽に寄付ができる点が魅力です。
2つ目は、寄付品を持ち込む方法で、上記のうち最寄りの場所に直接持参できます。
申し込みが必要になりますが、寄付者が直接自分の目で寄付品を渡すことができ、より一層の満足感が得られるでしょう。
ご寄付いただいたカトラリーの使い道
寄付されたカトラリーは、主に子どもたちの生活支援に役立てられます。
具体的には、寄付されたカトラリーはリサイクルや不用品販売会社へ送って売却し、売上金を提携している団体へ寄付する流れになっています。
子どもたちが利用する施設や団体に提供され、日常生活で必要とされる食器として活用されます。
段ボール1箱分につき100円が寄付されますが、より多くの金額を寄付してもらいたい場合は、品物を査定してから寄付する方法を選択しましょう。
カトラリーの寄付は、直接的な支援だけでなく、間接的に経済支援することにもつながるのです。
カトラリーを寄付する方法
カトラリーを寄付する方法は、まず寄付したいカトラリーを清潔にし、段ボールなどの梱包材に詰めまましょう。
その後、指定された集荷センターに送付するか、持ち込み先に直接持参します。
寄付の際には、カトラリーの状態や種類を確認し、必要に応じてリストを作成する方法がおすすめです。
また、寄付品の発送にかかる送料は寄付者が負担する必要がありますが、そのほか必要な負担はありません。
寄付の詳細については、下記の公式サイトで確認できます。
まとめ
使わないカトラリーの処分方法には、いくつかの選択肢があります。
まず、金属製のカトラリーは金属ごみとして分別し、自治体のルールに従って処分します。
プラスチック製のカトラリーは燃えるゴミとして捨てることができ、陶磁器やガラス製のカトラリーは不燃ごみとして扱われます。
まだ使えるカトラリーはリサイクルショップやフリマサイトでの販売、寄付を検討することも可能です。
寄付は環境への負担を軽減し、他の人に役立てることができます。
処分の際は、地域のゴミ分別ルールを確認しましょう。
まだ使用できるにもかかわらず、不要となったカトラリーがありましたら、ぜひ「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」へのご寄付をご検討ください。
下記の公式サイトより活動実績がご覧いただけます。
【公式サイト】「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」
いいことシップについて
不用品を段ボールに入れてお近くの集荷センターに送るだけ。
届いたお品物を販売して現金を捻出し、子ども達を支援する各種団体へ寄付いたします。
不用品の寄付で、寄付の実績を公表している唯一の団体です。
サービスについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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