
子どもたちに大人気のミニカー「トミカ」。気づけばおもちゃ箱に多く溜まってしまい、もう遊ばなくなったものもあるご家庭も多いのではないでしょうか?
そのようなときに検討したいのが、処分ではなく「寄付」という選択です。不要になったトミカを寄付すれば、必要としている誰かの手に届けられるでしょう。また、物を大切に使う喜びや社会貢献の実感も得られます。
本記事では、トミカを寄付する具体的な方法や、スムーズに進めるための注意点についてわかりやすく解説します。
トミカの寄付は「いいことシップ – ECO to SHIP -」へ

トミカは、多くの非営利団体や子どもの教育に尽力されている施設などで寄付を受け付けています。丈夫で再現度が高いトミカは、多くの子どもにとって非常に需要が高く、人気です。
「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」では、自宅にある不用品をご寄付いただくことで、段ボール1箱につき100円を子どもの生活・教育に尽力されている団体へ寄付しています。トミカの寄付先でお悩みの方は、「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」がおすすめです。
「いいことシップ – ECO to SHIP -」とは?
「いいことシップ – ECO to SHIP -」は、一般社団法人いいことファームが運営している非営利団体です。
不要になった子どものおもちゃをはじめ、日用品等をご寄付いただくことで、お金に替えてほかの非営利団体へ寄付する活動を行っています。実際にご寄付いただいた物品は、再販したりリユースしたりして収益を出し、その収益を支援団体へ寄付する仕組みです。
各ご家庭や法人から送っていただいた、不要になったぬいぐるみ・おもちゃ・衣類・食器などを責任もって寄付先へ送ることで、リユースされると同時に、ほかの団体を支援することにつなげます。
新しい寄付の形として注目されており、だれもが自宅にいながら簡単に社会貢献ができるのです。
「いいことシップ – ECO to SHIP -」へ寄付したトミカはどうなる?
「いいことシップ – ECO to SHIP -」に寄付されたトミカは、提携している国内外の企業様へ販売したり、国内外の団体や施設へリユースを提案したりします。
リユースまたは販売して得られた収益を子どもの生活や教育を支援している団体へ、段ボール1箱につき100円を寄付します。寄付先は、以下のような団体から寄付者ご自身で選んだり、当団体へお任せしたりできます。
– 日本赤十字社
– ユニセフ(UNICEF)
– 国境なき医師団
– 世界の子どもにワクチンを 日本委員会
– ハタチ基金 など
これらの団体を通じて、世界の困難な環境におかれた子どもたちの教育・医療・生活支援に活用されます。
当団体は、物品を直接寄付するよりも、お金に替えて寄付したほうが有効であると考えています。そのため、寄付した物品を直接、指定した団体へ寄付するわけではございませんのでご注意ください。ただしご寄付いただく際に、支援したいと思った団体をご指定いただければ、責任をもって段ボール1箱につき100円を対象の団体へ寄付させていただきます。
「いいことシップ – ECO to SHIP -」の強みと信頼性
「いいことシップ – ECO to SHIP -」は、不要になったおもちゃや日用品を再利用し、国内外の支援が必要な子どもたちや施設に届ける活動を行っています。そのため、単なるリユースにとどまらず、物の循環を通じて「思いやり」や「環境意識」を育む社会づくりを目指している点が、強みであるといえるでしょう。
また「いいことシップ – ECO to SHIP -」では、寄付金の振込明細書や決算書をサイト上にてすべて公開しています。実際にこれまでの累計寄付金額は2,000万円を超えており、活動内容や金銭の動きにおいて、透明性を確保している唯一の団体です。この透明性の高さから、個人にとどまらず多くの法人や企業の方にもご寄付をいただいております。
また受け入れ可能な品目の幅が広く、トミカなどの小型おもちゃをはじめ、食器やスポーツ用品などもまとめてご寄付いただけます。
「いいことシップ – ECO to SHIP -」へトミカを寄付する方法
「いいことシップ ― ECO to SHIP ―」では、トミカやそのほか日用品などの寄付を以下2つの方法で受け付けています。どちらも手間や負担が軽く、寄付者が気軽に社会貢献できる仕組みになっています。
◆最寄りの集荷センターへ発送する
◆最寄りの集荷センターへ直接お持ち込みいただく
ご自宅にあるトミカや雑貨などを段ボールにまとめてつめて、事前連絡は不要のまま直接お送りいただけます。恐れ入りますが、送料は寄付者自身にてご負担をお願い致します。集荷センターは、以下のように日本全国に6か所ございますので、お好きなタイミングでお送りください。

また事前に公式サイトからご予約いただくことで、最寄りの集荷センターへ直接お持ち込みいただけます。お持ち込みいただく際は、寄付者にてご負担いただく費用はございません。物品の破損を防ぐため、発送と同様に段ボールに詰めた状態でお持ち込みください。またお送りいただく物の、分別や仕分け等は必要ありません。破損しないよう梱包して発送またはお持ち込みください。
お持ち込みいただく際は、お手数ですが公式サイトよりご予約をお願い致します。
トミカを非営利団体やNPO法人へ寄付すべき理由

長期間かけて集めていたトミカは、子どもが大きくなることで遊ばなくなったり不要になったりするでしょう。しかしトミカは子どもの間で非常に人気が高いため、施設や教育現場において、需要が高いのです。トミカを寄付することで起こるメリットについて解説します。
「もったいない」が減らせるため
子どもが成長し、遊ばなくなったトミカが家の中で場所を取っているという状況もあるでしょう。
しかし、トミカは子どもを対象につくられているため非常に丈夫です。トミカの多くはまだ使える状態のため、「捨てるにはもったいない」と感じることも多いはずです。
そこで非営利団体へ寄付をすることで、こうした「もったいない」という思いを行動に変えられます。不要になったものでも、まだ十分に使えるおもちゃは、次の誰かにとっては大切な宝物になります。寄付を通して物の寿命を延ばし、限られた資源を無駄にしないという意識がもてるでしょう。
使わなくなったからといって捨てるのではなく、誰かの手に再び渡ることで、物の価値が生き続けます。「もったいない」という気持ちを寄付という形で解消し、物を大切にする心を次の世代にも伝えていきましょう。
社会貢献・環境保護につながるため
トミカを非営利団体に寄付することは、単なるおもちゃの再利用にとどまらず、広い意味での社会貢献や環境保護につながります。
使わなくなったものを再利用することは、廃棄物の削減につながり、焼却や埋立処分による環境への負担を減らせるでしょう。またリユースを意識することで、資源の有効活用という観点からも持続可能な社会の実現に貢献できます。
さらに寄付されたトミカは、支援を必要としている子どもたちや福祉施設に届けられることで、彼らの生活を少しでも明るくし、笑顔を生み出すきっかけにもなるでしょう。また、寄付先の人とつながることもあるでしょう。
つまり寄付の積み重ねが、物だけでなく「思いやり」や「支え合いの心」を社会全体に広げてくれるのです。
必要としている人のもとへ届けられるため
不要になったトミカを非営利団体に寄付することで、本当に必要としている人の手に届けられます。
経済的な事情などにより、新しいおもちゃを買ってもらうことが難しい子どもたちは全国にたくさんいます。そうした子どもたちにとって、誰かが使っていたトミカであっても、受け取ることで遊びの幅が広かったり嬉しい贈り物になったりするのです。
ほとんどの非営利団体では、寄付されたおもちゃをていねいに検品・清掃し、適切な形で配布する仕組みが整っているため、安心して託せます。そのため、寄付をすることで自宅に眠っていたトミカが、誰かの大切な宝物として第二の人生を歩むためのサポートにつながります。
トミカを寄付する際の注意点

トミカは比較的小さなおもちゃなので、袋にまとめて入れたり汚れを落としたりするなど、取り扱いに注意が必要です。トミカを寄付して、相手に気持ちよく使ってもらうための注意点について解説します。
破損しないようビニールなどに梱包して送る
トミカを非営利団体へ寄付する際は、配送中の破損を防ぐために、必ずビニール袋や緩衝材などでしっかり梱包しましょう。
金属やプラスチック製のトミカは丈夫に見えますが、小さなパーツや車輪が壊れやすく、段ボール内で他のおもちゃと擦れて傷ついてしまうこともあります。とくに複数個をまとめて送る場合、直接触れ合わないように一台ずつ袋に入れるか、新聞紙やプチプチで包むと安心です。
また段ボールの中で動かないようにすき間を埋めて詰めることで、配送中の揺れによるダメージも防げます。寄付品を受け取る団体では、再利用可能な状態であるかどうかを確認したうえで必要な方へ届けているため、できるだけていねいに扱って送ることが、次に使う人への思いやりにつながります。
多少の汚れは落としてから送る
寄付するトミカは、見た目に大きな汚れがないよう、あらかじめ軽く清掃してから送るようにしましょう。
とくに子どもが使っていたおもちゃは、床に落としたり外で遊んだりして、知らないうちにほこりや泥、食べ物のカスなどが付着していることがあります。表面の汚れは乾いた布で拭いたり、水で濡らして固く絞った布で優しく拭いたりするだけでも、見違えるようにきれいになるでしょう。
簡単なお手入れをしておくことで、受け取る側の印象も良くなり、仕分けや再配送の手間も減らせます。清掃の手間を惜しまないことで「大切に使っていたものを、また誰かに大切に使ってほしい」という気持ちが伝わり、寄付の価値がさらに高まります。衛生面にも配慮し、次の持ち主が気持ちよく受け取れる状態で届けましょう。
破損や汚損が著しいトミカは受け付けてもらえない場合がある
非営利団体では、寄付されたトミカを他の子どもたちが安心して使えるよう、状態を確認したうえで再配布しています。
そのため、車輪が外れている・部品が取れている・塗装がはがれていて手に怪我をする恐れがあるなどの著しい破損・汚損があるトミカは、残念ながら受け付けてもらえない場合があります。団体によっては、破損の程度が軽ければ修理・再生して使えるようにしてくれるところもありますが、多くの場合、安全性の観点から状態の悪いものはリサイクルや処分の対象となることが多いです。または着払いで返送されることもあります。
寄付は「使わなくなったものを手放す手段」ではありますが、再利用されることを前提とした善意の行動です。送る前に「他の子どもに自信をもって渡せる状態かどうか」を一度確認することが大切です。
「いいことシップ – ECO to SHIP -」では、フリーマーケットに出しても問題がない状態であるかどうかを基準としておすすめしています。お互いが気持ちよく使えるよう、贈ることで喜んでもらえるよう判断のうえ送りましょう。
まとめ

使わなくなったトミカを寄付することで、「もったいない」を減らし、誰かの役に立たせられます。
トミカの寄付を受け付けている非営利団体が多いですが、もっともおすすめなのは「いいことシップ – ECO to SHIP -」です。寄付金額や活動実績をインターネット上ですべて公開しているうえ、これまでに寄付した金額の合計が2,000万円を突破しました。
寄付する際は、破損しないようていねいに梱包し、軽く清掃してから送ることが大切です。また、著しく破損・汚損しているものは受け入れ対象外となる場合があるため、事前のチェックも忘れないようにしましょう。
「いいことシップ – ECO to SHIP -」のような信頼性の高い団体を利用すれば、あなたのトミカが必要としている子どもたちにしっかりと届けられます。思い出の詰まったトミカを、次の誰かの笑顔に変える一歩として、ぜひ寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
いいことシップについて
不用品を段ボールに入れてお近くの集荷センターに送るだけ。
届いたお品物を販売して現金を捻出し、子ども達を支援する各種団体へ寄付いたします。
不用品の寄付で、寄付の実績を公表している唯一の団体です。
サービスについてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ